TPP参加ってどうなの?

秋の夜長に、たまには真面目な事も考えてみようと、最近話題のTPP問題について書いてみようと思います。

まず、こういった国と国の交渉には、思惑があるはずです。アメリカの思惑とは?

ウィキリークス
が暴露した内容は過激だ。
ニュージーランドのTPP首席交渉官がアメリカ国務省の担当者に、「TPPは日本や韓国などを経済的に押しつぶすことが長期的な目標だ」と語ったというもの。
まあこれは、冷静に考えてみて、まず日本、韓国。その後に中国とかも何とかしたいな~という思惑でしょう。

TPPは農業のみならず医療・金融などアメリカにとって喰えそうな日本市場の障壁を取り払うため、馬鹿正直な日本人に「ジワジワ効く毒薬」を環太平洋というオブラートに包んで差し出しているだけだと感じてしまう。
グローバルスタンダード等と言うと聞こえはいいが、ニュージーランドとアメリカは、ともにTPP交渉を主導する立場から農地への投資制度や食品の安全性などの基準を統一する「絶対基準」を定めて日本に条件を飲ませ、経済の自由 化を推進しようとしている。それは既存の基準や規制の緩和・撤廃につながり、日本の農地までも自由化され、海外マネーに買い占められるのではないか?という危惧もある。
現に、日本のリゾート地・山林などは、農地のように農地法の規制がないので、外国資本に買いあさられ始めている。お~怖。

じゃあ、日本の思惑って何なんでしょう?
アメリカに何を売りたいの?
自動車?
既に自動車は、現地生産体制が確立しているし、アメリカの自動車関税は、2.5%。こんなの為替レートの変動ですぐにチャラになっちゃうんじゃないの?

農業に話を戻しますが・・・
最近の風潮としては、農家がTPPに反対すると、JAべったりの保守的農家との烙印を押されるし、賛成すると…チョットカッコいい農家という構図が出来あがっているので、タチが悪い。

若い農家なら「海外へ打って出ろ!」的な風潮です。
私は、TPPに参加しても生き残れる強い農家です!と言いたいところだけど、コメなどの土地利用型の作物は、日本国内の生産性が悪い以上、関税もしくは補助金ナシで対抗するのは無理だなと思います。(自分の食べる分は作るけど)
それじゃあ、国内の農地は荒れちゃうの??ということになる。
古事記の時代から続く、瑞穂の国の原風景を外国の思惑で壊されたくない!

現政府に細かい条件闘争が出来て、日本の国益を損なう部分は確実に守れる!もしくは、もしもの時は撤退する!という気概があるのなら交渉入りは賛成なのだけど・・・今の状況で出来るはずもなく、出来ないなら反対するしかない!という立場です。
どれだけ、アメリカに脅されれば気が済むんでしょうか?

まあ、仮に参加しなかった時でも日本農業の構造的問題は残ったままですから、問題が解決するわけではないんですが・・・