農業の可能性

 

趣味でやる農業と産業に育てようとする農業は全く違う。

東日本震災の瓦礫の中からイチゴの栽培をきっかけに這い上がった筆者の意見が辛辣です。
「良く人工的な最先端農業を否定し、自然農法に執着する人がいる。」
「自然農法にこだわるのは、食べ物が十分にあって、雇用も十分にあるような満たされた者が語る論理だ」と。

心の中では、「ちがう、ちがう、蟲は腐海を守ってるんだって!」とナウシカみたいに否定したくなるけど、上手く言えない。
多分、この方と言い争っても何も生まれないし、その争いに勝てる気もしない。
実際、私自身が自然の中でそのまま生きている訳でもなく、人工的なモノに囲まれて、現代的に生きている。
だからといって、効率最優先の考え方からは幸せは生まれないと思っているので、どうベストな状態にミックスするか。それに尽きると思う。

だけど、傍観者だったり、評論家ではなく、まずやる!という姿勢は、見習わないといけない。
やらない理由を考えるのは簡単だ。
理由を考える前にまずは、行動してみる。
そこから何かが生まれることを信じて。