安いものにはワケがある。

流通大手「イオン」グループでの表示違反の問題。
お米を生産・販売するものとしては、怒り心頭の出来事。
納入業者が、国産米という表示で、中国産米、アメリカ産米をかなり前から最大4割も混ぜていた。加工用米もも主食用米に使っていたと…。
何でもアリですね、この納入業者。

ただ待てよ、確かにこの納入業者は悪い、ただイオングループからの低価格圧力は無かったのか?予め納入金額を決められ、相場があがっても変更できない…安い原料米を探す…嘘をつく…。この悪循環じゃないのか。マスコミは、スポンサーのことを悪く報道出来ないでしょうけど、「安いものにはワケがある」 「どこかが無理をしている」と報道して欲しいものです。

国のいうとおり、メガファーム化し、さらに輸出に力を入れていたのでは、今回の業者と同じリスクが降りかかります。さらに輸出すれば、相手国の国内情勢、為替リスクもしょい込むことになります。
行政は、消費が低迷する日本国内にとどまっては、未来が無い様なことを言いますが、本当にそうなんでしょうか?
大規模化せず、狭い範囲で資源を循環させる経営の方が、イイように思えるのですが。