トノサマガエルがいなくなった本当の理由。

皆さんは、最近「トノサマガエル」を見ましたか?
近所に居るよ!という方、とてもいい環境にお住まいです。誇ってもイイと思います。
減少した理由は、農薬だなんだと…いろいろ言われていますが、私が考えるのは全然別の理由です。
まず、カエル全般に言える事ですが、
●田んぼを人間の都合で「中干し」してオタマジャクシが変態する前に、田を乾かしてしまうこと。→死んでしまいます。
●新潟は土地改良事業が盛んで、バルブを開けると水が出て排水はU字溝…。川と田の水の繋がりが希薄になった。

あと、これはトノサマガエル特有ですが、垂直な壁を登れないので、U字溝だと落ちたら登れません(ToT)/~~~
私は、自分で出来る事(中干ししない…江を設置する…)を実施していますが、トノサマガエルは増えていませんが、アマガエルはウジャウジャいますよ。
(写真は、タカツカ農園の田んぼに居たトノサマガエルです。)

ちなみにニホンアマガエル、垂直登攀が得意ですから、こんな所も登れます!
 アマガエルは、農薬を使用している田んぼでも沢山います。
一番の理由は、「水」なんです。
せめて1カ月「中干し」を遅らせれば、カエルもトンボも大人になって、稲を守ってくれるのに・・・。
私は稲のガードマンが大人になるまでは、田んぼを干しません(^_^;)